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■スミス・モーター・アクセサリーLtd
1920年代にスミス社は自動車のメーターなどを生産する新会社、S. Smith & Sons Motor Accessory Ltd を設立します。そこでほとんどの英国車のメーターを生産することになりますが、関連事業として、時計のノウハウを生かしたモーター・ウォッチやストップ・ウォッチの生産を開始しました。特徴としては時計事業での製品造りとは少々異なりコストパフォーマンスを意識したコンセプトが導入されていたことが上げられます。
■フル・オリジナル・コンディション
アンティークやヴィンテージ製品にとってオリジナリティーは、そのアイテムの価値を決める上で極めて重要な要素と言えるでしょう。長年使用された時計は途中で修理され異なったメーカーの部品が組み込まれることが多々あるものですので、なおさら貴重であるといえるでしょう。
■モーターウォッチの魅力
モーターウォッチは最高級の銀無垢、金無垢ケースを纏った製品とは違いニッケルケースやルビーを使用しない簡素なムーブメントを使用した低価格の製品であることが前提となっていますが、さすがに戦前の製品だけあり簡単に故障したらり、使い捨て感覚の戦後の製品とは、根本的に設計が異なります。そんな、コストパフォーマンスには優れているものの本物の味わいを感じられるのが魅力といえます。

1920年代英国S. Smiyh & Sons (MA)Ltd社製モーターウォッチ
2345B
365日間保証付

■ヒストリー
1851年開業のスミスはそのほとんどをスイスのロンジン社へ依頼してスーパークウォリティーの懐中時計を製造、そしてロンドンにて販売していました。1890年代にはスミス社の黄金期を迎え、テゥールビヨンの礎となったリヴォルヴィング・エスケイプメント搭載のモデルもリリースしています。そんなスミス社は戦後スイスのジャガー・ルクルト社から技術者を迎え、英国製のハイクウォリティー・ムーブメントの生産に入ります。
そんなスミスの関連会社にスミス・モーター・アクセサリー社があり1920年代より自動車のメーターや時計、ストップウォッチを数多く生産していました。

■モデル解説
1920年代に生産されたモーター・ウォッチで、ケースはニッケル無垢、ミーブメントには簡素化された質実剛健なベイシックなメカニズムを搭載しています。文字盤と長短針には夜光塗料が施され、夜間の視認性を確保していました。ニッケル・ケースの裏蓋には蝶番はなくダストカバーも持たないコストパフォーマンスを最大限に考えたモデルです。
しかし、戦後の製品とはことなり、肝心な部位の素材と設計は優秀で高い耐久性と精度とをしっかりと備えていました。
ケース外径50.5mm

■コンディション
使用頻度は高かったようで、裏蓋のヘコミやキズは多く、文字盤も落下によるクラックが5時付近に見られ、恐らくリペアされていると思われます。また、文字盤の数字に塗られていたはずの夜光塗料は完全に剥げ落ち、長短針のそれも一部欠落しています。柔軟性の高い樹脂製の割れないクリスタルはアフター・パーツかと判断されますが、当時多く使われていたものです。
※メインスプリングが弱くなっており、スタートに手助け(水平方向へ時計自体を一瞬揺すってやる)が必要な場合がありますが、動き出せばとても調子よく歩度も驚くほど正確(一日の誤差は1分前後)です。

■税込価格\79,900(コンディションを考慮したスペシャルプライスです!)

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■見地盤のクラック
落下によるものと思われるクラック。欠けてしまっている部分(茶色く見えるところ)はベゼルで隠れてしまいますので、木になる部分は5時付近のクラック・ヘアラインです。この部分は修復していると考えられます。

■裏蓋
裏蓋にはへこみやキズがありますが、全体の雰囲気にそぐわないひどいものではありません。
■長短針の夜光塗料
白く塗られた夜光塗料はだいぶはがれています。未修復と思われます。

■ムーブメント
振子の軸受けにのみルビーが入る極めて簡素なつくりですが、構造はしっかりとしており戦後の普及品とは比べ物にならない位、高精度で、また、耐久性にも優れています。