■コンディション
一度もレストレーションをしていないフルオリジナル・コンディションの1936年登録(英国)、オースティン・セブン・ルビーです。内外装はもちろん、イグニッション・プラグやポイントまでもが新車当時のものと思われる戦前の製品が付いています。タイヤも一部は戦前のダンロップが装着されており、まさにパーフェクト・オリジナル・コンディションといえます。実走行距離は約24000マイルで、すべてに渡りしっかりとした状態を保っています。さすがに、70年以上の年月を経過していますので全体に経年変化が現れており、小キズや表面的な錆などは各部に見られます。また、ルーフとドアに小さなヘコミがありますが、きちっとした整備が施されているのみで、オリジナルを保っているところが、このクルマの大きな特徴です。輸入後、日本国内での登録はされておりません。通関証、英国の車検証、ドライバーズ・ハンドブック、工具、当時のカタログなども揃っています。アポロンウィンカーなど動きの悪い部分もありますが、簡単にリペアすることのできる部分です。
■ヒストリー
このクルマは英国のオックスフォード近くにある田舎街のお屋敷で当時ロールスロイスの運転手をされていた職業ドライバーの方の私用車として使われていたもので、毎日、ごく近くの買い物にだいじに使用されていました。一度、オランダ人のコレクターの手に渡りましたが、三年後の1997年に日本に上陸しています。その後はオフィスビッグベアーのガレージにて約十年間ほとんど変わらぬ状態を保って来ました。倉庫が手狭になりましたため、売却することとなりました。
■お願い
このクルマは恐らく、世界でもっとも走行距離が少なく、また、もっともオリジナル・コンディションを保つオースティン・ルビーです。機関も素晴らしく、その気になれば、毎日の通勤にも使用できるでしょう。しかし、実用に使用しなくなってから、50年以上もの年月をコンディションを保ちながら保管されてきました。ナンバーをつけて実用に使うことをお考えの方はご遠慮ください。フルレストアされ、実用に使える安価なルビーが、英国にたくさんありますので、そちらをどうぞ…! |
■インテリア
内装に関しましてもフルオリジナルで、修復は一切されておりません。天然レザー張りのシートにはエア式のクッションが入っています。ペダルのゴムやフロアーマットなど新車当時のオリジナルがついています。デラックス・モデルであるため、サンルーフが装備されリア・ウィンドウには運転席から開閉をコントロールできるカーテンがつき、フロントウィンドウ及びリア・クウォーター・ウィンドウが開閉式ですので夏場も快適にドライブを楽しむことが可能です。
■エンジンルーム
エンジンルームもフルオリジナルといえる素晴らしいコンディションです。交換されている部品はファンベルト、ラジエーター・ホース、キャブレターのアイドリング・スクリュウ、バッテリーのみと思われます。エンジンルーム内には、わずかに塗装を施した部分があります。バッテリーは最近新品に交換したばかりです。また、アッパー・ホースブラケットより水漏れがわずかにあったため修復しています。エンジンの状態は極めて好調で、高速道路では90km/hで巡航可能です(平坦な道路に限りますが…)。このクルマはクランク・シャフトは2ベアリング式を搭載している最後の年式で、信頼性も抜群です!その後の3ベアリングはシャフトが極端に細くなったため折れてしまうことが多くセブンの欠陥といえます。
■オプションなど
ボディーカラーはプエブロ・ブラウンとブラック(フェンダー)の味わいのある、1930年代の純正色です。またドアのサッシにはディーラー・オプションであるゴールド・ピン・ストライプが施されています。なお、ナンバープレートも当時のオリジナルで分厚いアルミの鋳物製です!リア・フェンダーについているブレーキ・ランプは1950年代に英国の交通法が変わった際に付けられたものです。
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