Great Tew は英国人でもそうは知らない
超穴場スポット!
小さな村の中心部にはよろず屋も兼ねた
郵便局と村唯一のパブが並ぶ
日中はひっそりと静まりかえった村だが、
食事時にはどこからともなく人が集まり
パブは満員になる
村はずれのコテージ脇には
フェンス沿いに小道が続く
その先には左に微かに見える
煙突のある工場と教会、
そしてわずかな集落がある
決して観光名所ではないが
こんな村にこそ英国の良さが存在している
小さな教会だが実に古い
夕暮れ時に訪れたが
これでどんよりとした曇り空であったら
ここまで入ってくるのを
躊躇ってしまいいそうな雰囲気たっぷりの
古いふるい教会である
人っ子一人いない静かな村を
散歩していると
必ずと言ってよいほど
犬を連れた住人に会う
挨拶を交わせば
思いの他、ビジターを歓迎してくれる
村にある他の民家とは
だいぶデザインの異なる建築物を発見
勘の良い人には分かるかもしれないが
ここは学校なのだ
狭い校庭の片隅には遊具があったので
恐らく小学校であると思われる
一度作ったものを大切に使う
ということの素晴らしさを
改めて実感してしまう
村の殆どのコテージはコッツウォルズ
としては濃い色合いのハネーストーンに
茅葺屋根という組み合わせである
コッツウォルズの多くの村では
同じ石を使い同じ様式の新しい家が
増えているが、ここGreat Tew では
そうではない
人口が増えていないということなのだろう